ビジネス書などを読んでいると良く「事業理念が大切」なんて書いてあります。「何のためにその事業をやろうと思ったのか、が大切」と言うことなんだと思います。
ウチはソロバン教室なので「事業」は「ソロバンを教える事」でしょうが、「何のために?」と聞かれると結構難しい。
ソロバンの先生には「ソロバンが好きだから、ソロバンと言う文化をより多くの人に広めたい」と言う人も少なくないと思いますが、私の場合はそれとは違う気がします。
やっぱり子供(生徒)達のためになると思ってソロバンを教えています。だから、その子のためになるなら「ソロバンなんて出来なくても良い」と言う場合もあります。(参照:検定試験を受ける意味)
でも「子供たちを立派な大人に育てるためにそろばん教室をやってます」なんておこがましくて言えません。子供を育てるのはやはり親ですから。
だから、一番しっくりくるのは「お母さんの味方」かな、と思います。子育てをしているお母さん方の味方、手助けになればよい、それが小黒珠算教室の理念です。