先日、二人の卒業生がサプライズで大学合格の報告に来てくれました。二人とも超有名な一流国立大学に合格したとのこと。本当におめでとう!!二人とも高校2年生まで教室に通ってくれていて、暗算十段合格、各種全国大会でも優秀な成績を納めていた生徒でした。
もちろん「そろばんを一生懸命頑張ったから学業も優秀になった。大学合格はそろばんのおかげ。」などと言うつもりはありません。合格は二人の努力の賜物です。
ただ、二人のそろばんへの取り組みを思い返すと、学業も優秀であった理由が分かるような気がします。
- 一つ目は「休まないこと」。ほぼ毎日、1日2~3時間練習に来ていました。
- 二つ目は「真剣に取り組むこと」。練習は誰よりも一生懸命でした。
- 三つ目は「チャレンジすること」。参加できる大会には全て挑戦していました。
この三つができていれば、そろばんはもちろん、学業やそれ以外のことでも成功するのは当たり前ですね。もし二人の大学合格にそろばんを習ったことが役に立ったのだとしたらこの三つの習慣が身についたことかもしれません。(そうだと嬉しいです)
二人の賛辞ばかり並べてしまいましたが、二人以外も小黒珠算教室の卒業生は優秀な人ばかりです。
そろばんは練習をすれば必ず上達する習い事です。そのためには上記の三つの習慣が大切。小黒珠算教室に通うことで「三つの習慣が身につくこと」そしてそれが上達という「成果」につながるという「成功体験」を得られること。その「成功体験」が「やればできる」という自信につながってくるのだと思っています。
これからの時代、そろばんの技術はほとんど役に立たないかもしれません。でも、そろばんを通じて得た「成功体験」と「自信」はどんな道に進むにしても大きく役に立つでしょう。精一杯、そろばんに打ち込んでお子さんの可能性を広げていって欲しいと思います。
<追伸>
二人とも「受験の時にめっちゃ暗算が役に立ちました~」と言っていました。
(教室だより令和5年3月号より)