最近、「世界観」って言葉をよく聞きます。「セカオワの世界観、最高!」みたいな。
で、数学(算数)が苦手な人って「数学の世界観がわからない人」だと思うんです。
例えば、
「直線」と聞くと「定規で書いたまっすぐな線」を思い描く人もいるかもしれませんが、ウィキペディアによると
直線(ちょくせん、line)とは、太さを持たない幾何学的な対象である曲線の一種で、どこまでもまっすぐ無限に伸びて端点を持たない。
引用-Wikipedia
だそうです。「太さを持たない」「無限に伸びて」なので鉛筆で書くことはできない「現実には存在しないもの」なのです。
「数学」って人間が考えた架空の「世界」のお話です。数学が苦手な人はまずその「世界観」を共有するところから始めないといけないのかもしれませんね。