『うちの子はのんびりしているので先生の方から指示を出してくれませんか?』
『うちの子は親に伝えるのを忘れるので直接私に連絡をくれませんか?』
というご依頼には『それは出来ません』と答えているのですが、そうすると
『たくさん生徒さんがいらっしゃるので個別対応は難しいとは思いますが...(そのくらいしてくれてもいいんじゃない? )』
と言われることがあります。
実はそんなことはありません。
生徒に1から10までやることを指示して準備してあげた方が何倍も楽です。
生徒に「お家の人に伝えてね」と何回も繰り返すより、直接保護者の方に連絡をすれば1回で済みます。
でも、そんな風に上げ善据え膳で練習をさせて、ソロバンが上達したところでそれが何になるのでしょうか?
「今日は何の練習をするのか」
「そのためには何を準備しなければいけないのか」
小黒珠算教室の生徒は全員、自分で考えて準備して練習をしています。
お家の人に伝えて欲しいことはきちんと伝えてくれます。
ソロバンよりも大切なことがそこにあると思っています。
きっと授業中のお子さんの立派な姿を見てくれれば納得してもらえると思います。
授業見学はいつでもできますのでお気軽に入ってきてくださいね。
(教室だより令和4年11月号より)